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2025年 7月 5日 夏前の生物の勉強 ver.児嶋
こんにちは!担任助手1年の児嶋菜々子です。
突然ですが、みなさん、生物の勉強、順調に進んでいますか?
夏が近づくこの時期、理科、特に生物の勉強について不安を感じている人も多いかもしれません。
今回は夏前に生物をどのように勉強しておくべきかについてお話しします。
まず大前提として、夏に入る前に「基礎知識のインプット」はある程度終わらせておくことが理想です。
なぜなら、生物は暗記量が多い一方で、単なる丸暗記では太刀打ちできない問題も多いからです。夏に入ってから基礎を詰め込むようでは、演習にかけられる時間が足りなくなってしまいます。
特に重要なのは、「細胞」「代謝」「遺伝子」「生殖と発生」「生態」の基本的な用語や流れをきちんと理解しておくことです。
この時期にやるべきことは、教科書や授業ノートを見返しながら、「なぜそうなるのか」という因果関係に注目して理解を深めること!!
たとえば、「光合成の反応経路」や「DNAの複製・転写・翻訳」などは、単語を覚えるだけでは解けない問題が頻出です。ここは図を描いて整理したり、流れを説明できるようにするなど、インプットの質を高める工夫をしてみてください。
また、過去問や問題集を少しずつ解いておくのもおすすめです。
この段階では「完璧に解ける必要はない」ので、問題を解きながら「どこが理解できていないか」「どの分野が弱いか」を可視化することが大切です。
自分の抜けを早めに知ることで、夏の学習が格段に効率よくなります。
最後によくある質問。「物理や化学と比べて、生物って後回しでいい?」
答えはNOです。生物は確かに計算が少ないですが、出題のされ方が多様で、読解力や論理的思考も問われます。
だからこそ、「暗記だけでなんとかなるだろう」と油断していると、意外と得点が伸びにくい教科でもあります。
夏を制する者が受験を制する、という言葉がありますが、理科に関しては「夏に向けた準備ができた人」が圧倒的に有利です。
今のうちに基礎を固めて、夏に演習を積みましょう!
一緒に頑張りましょう!