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2013年 9月 10日 農工大の授業~フィールド安全管理学~
こんにちは!連続で有江です。
昨日、大学の農道をしゃべりながら自転車に乗っていたら、虫が口の中に入りそのまま喉まで行きました…ものすごい吐き気をもよおしました…
私が紹介するのは…“フィールド安全管理学”という授業です!
簡単に説明すると、屋外での実習の際に気を付けなければならないことを学ぶ授業です。
私が所属している学科は1年生のときから実習が多いので、このような授業があるんですよ!
具体的に何を学ぶかというと…
・トゲのある植物はどのようなところに生息しているか?
・ハチに刺されてしまったらどうするか?!?!
…などなど、いかにも山とか川とかバンバン行く実習の準備という授業です
その授業の教授はとても面白い先生で、いろいろな場所での経験談をお話してくれました!
教授の話①
教授「クズなどのつる植物には気を付けて下さい。僕の知り合いが川べりの植物をもっと近くで観察しようとしてクズに足をとられ川に落ちました。」
教授「…まあそれ僕なんですけど」
学生「?!?!」
教授の話②
教授「野外でいちばんヤバい生物はハチです。あいつらはまじでヤバい。あと、スズメバチの巣は藪の中にあるので、複数人で行動していると一番前の人がスズメバチを刺激した場合、先頭の人ではなく2番目の人が被害に遭います。」
教授「…それこの前やっちゃって僕の同期が刺されたんですけど」
学生「?!?!?!」
教授おちゃめすぎる\(^o^)/
「おい教授!教えてる側なのにすっごい失敗してるじゃん!」と思うかもしれませんが…
ここから分かるのは、どんなに頭で分かっていても事故を100%防ぐことはできない!ということです!
事故を限りなく防ぐためには、自然の仕組みを知り、事故に遭わない方法を、きちんと学ぶことが大事なのです 😡
野外に出た時に気を付けることといえば!と聞くと、たいていの人はクマ!と答えるのですが…(笑)
さっきも書いたとおり、事故を防ぐための努力が一番大切。
授業でも、どうやって遭わないようにするか、を学びました。(鈴を携帯する、むやみに藪に入らない、など)
しかし教授が最後に、
「もう一度言いますが遭わない努力がいちばん大切です。もし遭ってしまっても視線を逸らさずゆっくりと後退し、静かにその場から立ち去るのが適切な対処です。」
真面目な言い方で全力でウケを狙うように、スライドに画像を表示させてこう言い切りました。
「でもしかし!もし!クマと戦闘が勃発してしまった場合!万が一いや億が一クマと戦闘に入ったら、こうして首の動脈を守って、クマが立ち去るまで我慢してください。」
ダダン
学生「いや完っ全に襲われてるよこれ!!!」
教授「みなさんほんっとに気を付けて下さいね(にやにや)」
とにもかくにも面白く、実際にフィールドに出て勉強する私たちにとってとてもためになる授業でした!
後期には「地域生態システム学実習」という私の学科の専門科目の実習があります(●^o^●)
今回は玉川上水に行って水資源管理について学んだり、
「里山フィールドワーク」と題して里山の保全活動をしている方のお話を聞いて、実際に管理のお手伝いをさせていただいたりします!
この「フィールド安全管理学」で学んだことをしっかりと活かしたいです(^-^)
最後に…私の後期の決意を表明します!
発表しますよ…?
3
2
1
\(^o^)/ファイッ
万が一有江がクマに遭遇しそしてさらに万が一クマと戦闘が勃発したら、きちんと動脈を守りうつぶせになってクマが立ち去るまで動かず、
必ず無事に生還しますっ!!!!!
以上で私の授業紹介は終わりです!ほとんどクマの話ですみませんでした!!最後まで読んでくれてありがとうございました!!
明日は甲斐担任助手による記事です!